2016年6月30日木曜日

Leipzig 3日目 - RoboCup 2016 1st day



少し体調が悪くなり、アパートに戻るとすぐに寝る状態が続いたため、
ブログの更新が滞っていました。

今は体調も戻り、大丈夫です。

ドレスデン観光>会場下見の予定がトラブルでキャンセル>セットアップ、
そして、本日の予選1日目となりました。


ドレスデンはライプツィヒからICE(新幹線のようなもの)で1時間あまりです。
そこからトラムに乗り、ピルニッツ宮殿に行きました。

 

渡し船で渡りますが、トラムの券を見せると、無料でした。
宮殿を通り抜けて、そのまま観光船に乗りました。




  

1時間ぐらい川を下りながら、風景を楽しみます。終着はドレスデンの街中で、
教会やドレスデン城など重厚な建物群に圧倒されます。



再びICEに乗り、中央駅に戻ると事前に調べておいた駅の東にあるホームセンターに
行きました。そこで買ったものはこれら。
ちなみにオレンジのボールは犬のおもちゃです。サイズも小さめ。




この日、シャワールームの排水口が詰まり、危うくアパートの1階へ水もれを
起こすところでした。来た時から排水が悪かったので、翌日、管理人にメールし、
アドバイスを求めます。するとすぐに対応してくれることになりました。

でも、部屋にいる必要があり、また、私自身の体調も悪かったので、
28日に予定していた会場下見とスタッフ業務はキャンセルしました。

無事、排水口も直り、明日からの大会に備えます。

29日はレジストレーション(受付)とセットアップ、インタビューの日です。
アパートからはトラムに乗り、20分ぐらいの移動です。

ネームバッヂがあると無料になるらしいのですが、レジストがまだなので、
中央駅の特設のロボカップヘルプデスクでワンウエイチケットを発行してもらい、
無料でトラムに乗ることができました。







受付はあまり混雑しておらず、スムーズにレジスト完了。
ジュニアサッカーの会場に着き、ゲートが開くのを待ちます。

この日はインタビューがあるのでスケジュールを確認したり、
調整をしたりしたようです。
(実は見ていないのでよくわかません。私はその間、インタビューを行っていました。)

さて、今年のルールから追加されたオレンジボールですが、既成のボールが幾つか
準備されており、転がしたり、キックの様子を見たり、跳ね具合を確認しました。



確認中。

帰宅後、またまた、すぐに就寝。


本日30日、予選1日目が始まります。
会場に着き、スタッフブースに行くと、イタリア人のスタッフがエスプレッソメーカで
コーヒーを淹れてくれました。これでバッチリ目が覚めます。


 

今回は試合ごとに車検があり、スタッフも大変ですが、ほとんどの
ボランティアスタッフがジャーマンオープン経験者ということもあり、
車検、審判ともにスムーズです。


今回の世界大会参戦ですが、メンバーのY君は受験のため、2名での参加です。
というわけで、赤ロボット2台体制。うさぎさん、世界デビューして欲しかった!

さて、試合ですが、1日目は個人戦2試合、スーパーチーム1試合です。



第1試合 Bodenseehaie(ドイツ)
前回のアイントフォーフェンの3位決定戦で対戦したチームです。
サメのヒレが印象的。どうもアウトオブバウンズの調整がうまくいっていない様子。
4−9で負けました。




第2試合 El-Khateeb(エジプト)
アウトオブバウンズの調整もできたようで調子もいい様子。
相手のリアタイヤもあり、26−2で勝ちました。



スーパーチーム1回戦

今回はDunkle Macht(ドイツ)、botnroll.com(ポルトガル)、
RBL Soccer Open UTCAM/Cetis20(メキシコ)M Robots(日本)のチームです。
M Robotsは2台出場でした。ボールを良く追いかけていましたが、
相手のキーパーを打破することはできませんでした。
相手チームのロボットの動きが良く、こちら側も時々不在になることがあり、
0−5で負けました。


さて、今回オレンジボールへの対応がひとつの見どころです。
幾つかのチームがロボットにカメラを搭載しています。

Raspberry pi にカメラを接続したもの、もしくはPIXYがほとんどです。

ジャパンオープンからカメラを搭載している M Robots(赤)ですが、
ゴールの認識のみでした。今回、ハードの仕様とプログラムを少し変更し、
オレンジボールに対応させて世界大会に臨みました。



カメラの調整中

OCメンバーがデモンストレーションをしてほしいということで、
調整をしてオレンジボールを追いかけるところを見てもらいました。




赤外線ボールのような動きとは言えませんが、なかなかの動きを見せていました。
(動画を撮るのを忘れていた!)

明日、デモンストレーションゲームを行うようです。

会場を後にし、いつものようにスーパーで買い物をして、ホテルに戻りました。

2016年6月27日月曜日

Leipzig 2日目

今日はライプツィヒ市内を観光します。

朝5時にKと今晩から泊まるアパートの場所と中央駅を散策に行きました。


宿泊したホテル


たくさんお店がある通りを通ってアパートに向かいます。


ニコライ教会を撮影する少年。


アパートの場所を確認し、そのまま中央駅へ。


ライプツィヒ中央駅はヨーロッパ最大の駅のようです。
お店もたくさんあり、まるで巨大ショッピンモールです。

予習後、ホテルに戻り、朝食をとりました。

まずはホテルをチェックアウト。大量の荷物はホテルに預かってもらい、
市内観光へ向かいます。


アウグストゥス広場 左の建物はライプツィヒ大学、正面はオペラハウスです。

ライプツィヒはバッハをはじめ、多くの音楽家が過ごした街であり、
音楽の史跡も多くあるそうです。


歩道にあるこのマークをたどっていけば、名所を巡ることができるようになっています。

そこで、ますはメンデルスゾーンハウスへ。



ここで注目したのは、指揮棒の動きに合わせて、再生をしてくれるシステムです。
指揮棒の動きをジェスチャーセンサで読み取り、それに合わせたテンポで各ポールのスピーカーから楽器ごとの音色が流れます。


メンデルスゾーンは絵の才能にも長けていたようです。

この後、日曜日のみ開催されているミニコンサートを聴きました。


次は楽器博物館へ

ここでもジャスチャーセンサで人の手足の動きを読み取り、
プロジェクタで映し出したキャラクタを動かします。


ミニチュアの楽器工房が目を引きました。左奥にある蒸気機関を動力に
丸のこ盤やグラインダを動かしていたようです。


折りたたみ式ピアノ


デルフト陶器のバイオリン


 
街中で見かけるアンペルマン

ここで、ホテルに預けていた荷物を引き取り、今日の宿泊先へ。
途中昼食をとり、アパートの入り口にたどり着きました。

電子ロックの解除方法に手こずりましたが、なんとか部屋に入ることができました。


その後、バッハミュージアムへ。
 

ミュージアム前にあるバッハにゆかりのあるトーマス教会へ。 
 
手前はバッハのお墓です。運良くパイプオルガンのリハーサルが始まり、
重厚な響きを体感することができました。


トーマス教会とバッハ像

アパートへの帰りにニコライ教会に寄るものの日曜なので早くに閉まっており、
中に入ることはできませんでした。

中央駅のスーパーで買い物を済ませ、本日の予定は終了です。


やはり、忘れ物が発覚。明日はホームセンターに行くことに・・・。


2016年6月26日日曜日

Leipzig 1日目




本日は移動日です。

本来なら、朝早く起きて、空港までのバスに乗るために移動。となるところですが、
いつものようにというか、おそらく今回は「ギリギリで賞 最優秀賞」の授賞決定です。

徹夜作業はもちろん、出発予定時刻の30分前にパッキングが終わり、
予定していたバス停ではなく、一つ先のバス停で乗車するといった、
離れ技まで繰り出し、なんとかバスに乗車できました。
(バスを追い越したということではありません。念のため。)


今回は関空からフランクフルト経由で、ライプツィヒまで移動します。
バスを降りて、チェックイン・両替・通関・搭乗まで2時間あまりの
タイトスケジュールでしたが、なんとかクリア。
現地へのお土産を買う余裕がありました。



フランクフルトまでルフトハンザで12時間のフライトですが、いつものように映画
(私は「オデッセイ」を観ました。オススメです。)を観たり、食べたり寝たりといった
過ごし方。ルフトハンザは初めてでしたが、食事も美味しく、とても快適でした。






フランクフルトでのトランジットも問題なく終え、ライプツィヒまで約40分のフライト。



空港で関空からの荷物も無事受け取り、空港からドイツ鉄道(DB)に乗って、
ライプツィヒ中央駅(Leipzig Hbf)まで移動しました。



そこから、本日宿泊のホテルに歩いて移動し、本日のミッションクリアとなりました。



移動に関して大きなトラブルもなく、タイトなスケジュールも無事こなせました。
運だけはいいようです。